8月7日(日)に開催が決定している工作教室で使用する卓上ボール機が届いたので、早速組み立ててみました。
質量が20kgもあって、組み立て中に手首を傷めてしまいました。
ボール機といってもなじみのない方もいらっしゃると思いますが、ドリルでまっすぐに穴を開けるための電動工具です。
↓の写真をみていただければ「ああ、これか」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
—–1.箱の中身をとりだす
箱の中は発泡スチロールの二段組でした。
上段は↓こんなかんじです。ポール、ワークテーブル、ドリルチャック(白い箱)と細かい付属品が入っています。
下段は↓こんなかんじです。完成時に最下部になるベースと、最上部になるモータ部が入っています。モータ部はとても重たいです。手首はたぶんこいつらにやられました。
—–2.組み立て(1)1ページ目のポールの固定~モータ部の固定まで
↓説明書にしたがって、組み立て開始です。
まずはベースにポールを固定します。
座金?このときは忘れていましたので、最後に取り付けました。。。
ワークテーブルをポールに取り付けます。
今回はポールに通して固定ハンドルを取り付けただけです。
ドリルチャックをスピンドルに取り付けます。
ベットリとした錆止めの油をよく拭き取って、差し込んだ後にハンマーで叩き込みます。
差し込む前は↓こんなかんじです。
モータ部をポール上部に載せて、六角レンチで固定します。モータ部、重たすぎです。
主要部分はあらかた組み立てたので、外観はほぼ完成形です。などと書くと、まだ組まれていない、
人間(利用者)にとってもっとも重要な「ハンドル」に怒られそうですが。。。
—–雑記(1)
途中、ドリルチャックのツメの引っ込め方がわかりませんでした。
ええ、実は素人です。知見のある者が出払っていたので、ひとりで悪戦苦闘してました。
説明書の「使い方」のページにツメの引っ込め方(開き方)を見つけて無事解決しました。
こうした工具を購入される方の中には、私のような素人の方も若干名いらっしゃると思いますので、組み立て時にツメを引っ込める必要があるのであれば、その方法を説明書に書いておいていただけるとありがたいかと。。。
シンナーやぼろきれ、木ハンマーなど、必要なものも最初に書いてあるとよりわかりやすそうです。
ツメの引っ込め方を試行錯誤(?)している途中、はんだごてメーカーの白光株式会社さんの営業の方が来られました。 現在、ナノラボにも白光さんのはんだごてを置かせてもらってますが、よいものがあればデモ機でもお借りできればと。。。今日は無駄足だったかと思いますので、ささやかながら↓リンクでも張って支援させていただきます。
http://www.hakko.com/japan/
火、木、土曜の夕方以降であれば、知見・興味を持った者が対応致します。と、こんなところに書いても、見ていただけるかどうか。。。
—–3.組み立て(2)2ページ目のVベルトの取付け~送りハンドルの取付け・完成
説明書の組立て方の2ページ目です。もうすることはほとんどありません。
上部のベルトカバーを開けて、ベルトをプーリーの溝に取付けます。ウィザードリィ5を思い出しました。
ってわかる方はいらっしゃいますでしょうか。
カバーを閉めて送りハンドルを取付けると完成です。ハンドルがなかなか奥まで取り付いてくれません
でした。やはりお怒りになられていたのでしょうか。。。
↓が完成形(最初の写真)です。
撮影しながらというのと、ドリルチャックのツメとの死闘と、白光さんの応対の時間を除けば、素人がひとりで組み立てた際の所要時間はせいぜい20分~30分といったところでしょうか。
今後の卓上ボール機TB131の活躍を期待しています。
—–雑記(2)
携帯電話のカメラでの撮影だったので、ほぼすべての写真がぼやけてます。
ボール機の美しい 姿を美しいまま収めることができず、このような傑作を世に送り出しているマキタさんには申し訳ないです。マキタさんへの↓お詫びのリンクです。
http://www.makita.co.jp/index.html
サイトには、ぼやけてなくて、ちゃんと字が読める説明書もあります。
このブログを書いている最中に早速ボール機が使用されていました。
基盤の穴の拡張に使用されていました。されていましたといっても、まあ工具も使用者も身内なんですが。。。
偶々ボール機にお詳しいお客様がいらっしゃったので、設定などいろいろと手伝っていただきました。
早速活躍していただいて、私も手首を傷めた甲斐がありました。
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