去る8月20日(土)に夏休み工作教室「アルドゥイーノ(Arduino)互換機を作ろう!」を開催しました。
定員10名のところ、ほぼ満員御礼となる9名の方にご参加いただきました。あと1名で大入袋が出るところだった(?)のですが、ナノラボの集客の努力がもう一歩至らなかったようです。
8席ある工作スペースは満席になり、1名の方にカウンター席での工作をお願いすることになりました。
ま、カウンター席で工作したのは私なんですが。。。
(偽客ではないですよ。全額自費で、自身の希望で参加しました。)
遅れて来られた方もいらっしゃったため、工作教室は10分程遅れて開始となりました。
最初に、講師の谷口先生と店長の杉山より挨拶をさせていただきました。
さて、いよいよ本題です。
まずは、アルドゥイーノ(Arduiono)って何?というお話を少々された後、今回工作するブレッドボードを使用した互換機の利点などについてお話されました。
写真を見てお分かりのとおり、ブレッドボードと比べてアルドゥイーノはかなり小さいです。
では、アルドゥイーノに比べてバカでかいブレッドボードの利点とは何かというと、はんだが必要ない、ということに集約されるようです(としか覚えてません。。。)
続いて、“紙芝居”を交えての、電子工作についての基本的なお話しをしてをいただきました。
私以外の参加者の方は全員、当然のようにご存知だったようですが。。。いよいよ工作開始です。
まず最初に工作キットの中身の確認です。事前確認の甲斐あって(?)、全てのキットでダイオードがひとつ不足していることが発覚しました。また、1KΩと10KΩの抵抗の本数が合っていないものもあったようです。ここを読んでいただいている方ですと、ご存知ない方のほうが少ないかと思いますが、カラーコードの違いが橙と赤なので、見分けがつき難いんですよね。
私のキットもダイオードが不足していました。(ちなみに右上に自腹の証が写っています。)部品を確認した後、回路図や実体配線図を見ながら、ブレッドボードに部品を差し込んでいきます。
私は勿論実体配線図を見ながら、見よう見まねで部品を差し込みました。
主要部分の組み立てから先は、
(1)ドレミの音を奏でる
(2)LEDをボリュームの値で(レベルメータのように)光らせる
に分かれます。
私は「(1)ドレミの音を奏でる」を選択しました。今回の工作教室では(1)を選択された方が多かったようです。
数十分の苦闘の末、何とか組みあがりました。
あとはUSBケーブルでPCに接続してプログラムを書き込めば音が鳴るはずです。
鍵盤がわりのタクトスイッチを左から順に押すと、はたして、
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・半音ズレ・半音ズレたり鳴らなかったり──
一本コードを配線し忘れていたようです。よく工作スペースを利用していただいている常連さんに発見していただきました。今度はちゃんとドレミファソラシドを奏でてくれました。なんとも懐かしいピコピコ音が、ファミリーコンピュータで遊んだ幼い○○生の日々へと私を誘ってくれればいいのに。。。

自作電子オルガン・アルドゥイーノ風
他の方々も完成されていました。
当然、配線の醜さで、私の右に出る方はいらっしゃいませんでした。
「(2)LEDを~」を作られた方の作品も撮影しておけばよかったです。
ピコピコ音をもってしても童心に戻れぬまま、最後に先生直筆のサイン入りお修了証書をいただいて、アルドゥイーノ互換機の工作教室は終了しました。
目標は大きく(否、言うだけならタダ、かな・・・)ということで、いつかはMIDIキーボードを自作してみたいです。
今後の参考のためにも、ご参加いただいた方には、ご感想や今後のご希望などお聞かせいただければ幸いです。
また、楽しくてためになる企画を練って、皆様のご参加をお待ちしたいと思います。
このサイトを見られて、是非自分も作ってみたいという方がいらっしゃれば、お問合せフォームやお電話等にて、お気軽にご連絡ください。
お問合せの内容や状況によっては、工作キットの販売、第2回目の工作教室の開催等も検討させていただきます。(工作キットは定員と同数の10セットを用意しましたが、残る最後のひとつも工作教室終了後にナノラボのスタッフに“定価で”売れて完売してしまい、現在は在庫がございません。)
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