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#例のグラボ はんだ付けしてみました。

自作erへのお年玉か?というタイミングで降ってわいた通称 「例のグラボ」ことSapphire Radeon RX 470 Mining Edition の中古品(税抜き5980円)です。普通に買うと2019年1月現在で2万2千円から1万6000円ぐらいでしょうか?
映像出力端子が無い(実はあるけど結線されていない)という暗号通貨のマイニングに使用するための製品ですが、コストカットの為にHDMI等での映像出力ができなくされている以外はゲーム用のGPUと同じなので、改造や設定次第ではこれでゲームもできちゃうという訳です。

ちょっとワクワクしてきませんか?
ワクワクして改造作業をしても動く保証もありませんので、あしからず。

一見映像出力端子が一切ないので、使えないじゃん!と思ってしまいますね。

Twitterの情報を総合するとこんな感じ

  1. CrossFireの片割れとして使える
  2. Haswell以降のCPU内臓のGPUを経由して使うとゲームに使える
  3. ゲーム用GPUにHDMI端子やDisplayPort端子と一部部品を実装しなかった物なので、部品を実装してやればディスプレイに出力可能!

という訳です。

という訳でやってみよう!

=用意するもの=

  1. 例のグラボ
  2. 1005サイズのコンデンサ 0.1μF 耐圧16V以上 ??
  3. 半田ごて
  4. ハンドニブラ

=作業①ケーシングを外す=

ネジを外してファンおよびカバーを外しましょう。
ファンのコネクタも抜くと作業しやすくなります。
HDMI端子がパネルの裏から登場しますが、電気的には接続されていないのでこのままつなげても使えません。

ケーシングとファンを固定しているネジを外しましょう

裏のカバーのネジも外す

HDMI端子が1つ出てくる(電気的な接続はありません。)

 

=作業②はんだ付け=

温度調整付きの半田ごてでなんとか付けましたが、なかなか大変です。
米粒サイズというよりは米粒についている胚芽ぐらいのサイズですからね…..

部品の種類や定数にかんしては諸説あります。今回は0.1μFのチップコンデンサを左から1列目と4列目に取り付けました。

場所はここ、こんなサイズ感

1005サイズ(1.0mm*0.5mm)のコンデンサ

拡大鏡で見ながらはんだ付け

 

=作業③プレートを加工=

HDMIの出口にアタリをつけて、ハンドニブラで穴を作っていきます。

 

ハンドニブラをにぎにぎしながら鉄板をちぎり取る

こんな感じ

 

=作業④元に戻す=
ファンのコネクタやネジなどを元通りに処理して完成!
動作確認してみてください!